中高生は夏休みに試してみたらいいと思います。単純に『頭がよくなる習慣のヒント』という内容で書いてみます。

やることは簡単。テレビを見ない(特にくだらないスキャンダルネタばっかりのワイドショー)。
思考に対するテレビの害についてちょっと書いてみます。
生徒の皆さんもメディアリテラシーという言葉を社会で習いますのでこれこそ格好の教材ですので読んでみてください。

旬な話題ですが吉本芸人の謝罪会見について。そもそも、反社会的集団からお金を受け取るのが問題だとするなら、宴会会場を提供し、料理を振る舞い莫大な報酬を得たホテル側はなぜ何も言われないのか。また、メディアは問題の反社会的集団が行った詐欺の手口こそ報道して国民に注意を喚起すべきじゃないでしょうか。

また、せめて主犯格の人物だけは顔と名前を報道すべきでしょう。この人物がオイシイ話を持ち掛けてきたら要注意と。そうでないと第二第三の被害者が出るに決まってます。

さらには、あのスキャンダル写真は内部にいた人間、つまり反社会的勢力の人間がメディア側に売り飛ばしている可能性が高いものです。つまりは自分たちこそ反社会勢力と金銭関係にあり、なおかつ大切な情報ではなく自分たちにとっておいしく編集できるネタだけをおいしく編集し、本当に伝えるべき内容を伝えていないことこそ大罪なわけです。正義ぶって個人を貶めてばかりいる姿勢こそ問題視されるべきでしょう。
　
国民が安全でいれるように情報提供をするのがメディアの使命であるはずが、そのための情報は追求せず、単なるアクセス数稼ぎになる人物ばかり追って社会的に貶める。　

言われてみて初めて気づく疑問ではないでしょうか。一方的に商業用の情報を受けて、鵜呑みにするだけでは「疑問がわかない」から本当に大切なことが分からないのです。

これを勉強に置き換えたら、こういうことです。授業を聞いたり動画を見たりするだけでは疑問がわかない。「そうなんだ・・・・」となるだけ。テレビでスキャンダルニュースを見ているのと同じ状況。実際に手を使って問題を解いてみないと「あれ？ここ・・・できない」とか「どうすればいい？」とか「これ知らんぞ・・」とか自分の内側にわいてこないということです。

テレビを夏休みの半分の期間でも自分に対するルールで見ないようにしてみてください。なんとなく情報を浴びて「ふ～ん」と納得するのではなく自分で調べてみたり、理解不足の勉強をやり直してみたり、生産的に時間を使ってみてください。

高校生ぐらいになると、「全然解けなかった問題がいきなり別のアプローチを思いついてできた」ということが起こったり、「暗記力が上がっている」という感覚が分かります。

人の悪いところをつつく番組、ネット、人をやっつけるゲームは脳に悪いです。これは以前から脳科学でわかっていることです。上記のように考え方のバリエーションに広がりが起こることなく、人の不幸を興味本位で楽しむばかりの脳になるからです。

参考になれば幸いです。


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