「どうすれば英語ができるようになるのか？」の質問の中で一番多い疑問が「単語と文法はどちらが大切か？」というものです。

先に答えを言っておくと、単語です。
文法は不十分でも、単語をつなげるだけでコミュニケーションはとれますし、書いてることもわかります。

(例)「ペン　黒　欲しい」　
文法はめちゃくちゃですが「私は黒のペンが欲しい」という意味なのは一目瞭然ですね。

逆に、単語を覚えていないというのは理解の手がかりがゼロということですので、丁寧に説明を受けても理解できません。

料理を学ぶ際の話を例えがわかりやすいと思います。
キャベツを千切りに、豚肉を炒めて・・・・などの手順はだれでも頭で理解できます。

しかし、基本的な単語を全く知らない留学生が聞いたとしたら、
キャベツって何？　豚肉って何？　炒めるって何？

こうなると何を聞いても理解していないことになります。

文法的なミスを恐れず、どんどん単語を覚えて積極的に言ってみてほしい、というのは文部科学省の英語教育担当者も同じ意見だと思います。

というのも、今の英検(文科省認定)はほぼ単語の問題です。
文法の問題はほんの少しだけです。

問題が解けるの解けないのは二の次で、〇〇を英語で☐☐！といった基本的な暗記作業を地道にやっていくのが一番だということです。

英語教材について「あれっていいの？」という質問は多いです。
自分が、あるいは子供が学ぶ上でどの教材がいいのか、迷っている方はとりあえずCD付き単語帳が一番です。



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