「多読をしている際に頭の中で音読をしてしまっていることがるが、これは読書の速度を落としている感じがするけど、いいことか？わるいことか？」という質問を生徒がしたことがあります。

すごくレベルの高い問いで、「こいつ　バケモノになるな・・・」と思っていましたが、あっさり最難関の外語大に通りました。

質問に対する問いは「いいこと」です。文字と音声が頭の中でつながっているという現象は語学には不可欠です。気にせずそのまま進めればいいというのが正解です。最初は音読モードになっていても、ストーリーが進行して速度がついてくると黙読の速読に脳のモードが切り替わっています。

最初の段階では自分が知っている日本の物語（むかしばなしなど）を英語で音読できるようになるといいです。そういう書籍は大きな本屋でもネットでもありますので探されてください。お気に入りのセリフなどが多く出てくるものがいいでしょう。

学習とはどの教科も「読む」という作業でレベルを上げていきます。読むという作業が、時代の流れとともに遠くなってきてますが、やはりこの作業が一番自分の能力を開拓するのに適しています。

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