皆さんのまわりに「あの人よくあんなにたくさん覚えられるな・・・」という存在が身近に一人か二人はいるのではないでしょうか。中高生ならなおさらそういう印象の存在がいると思います。

個人差はあれど、確かによく覚えられる人はいます。信じられない量の知識をため込むことができる人もおります。

こういう存在がいると、「自分なんかとは違う」「あの人は天才だから・・・」という思考になる人は多いです。しかし、訓練で簡単に覚えられるようになりますので、そのテクニックを今日はご紹介。

学習をやりたくないのも、やるのもホメオスタシス(恒常性)の理論から来ています。

ホメオスタシス(恒常性)とは、昔は「歯磨きしなさい」と言われて「めんどくさい」と思っていたけど、今はしないと気持ち悪い。とか、動いて体温が上がると汗が出て体温を下げようとする機能が働くことです。つまり一定のラインを維持しようと勝手に脳が指令を出すことです。

ゲームばかりしている人はゲーム脳になり、勉強ばかりしている人は勉強脳になります。ゲーム脳の人から見たら勉強脳の人は「何が面白んだ？」と思い、勉強脳の人から見たらゲーム脳の人は「何が面白いんだ？」となります。

それぞれいつもしていることの方が居心地よく楽しいからです。ということは、一定期間我慢して勉強してみたら、さほど苦にならなくなるというです。一番いいのは書いて手を動かしながら口にして覚えたり問題を解いたりすることです。

とにかく今は動画を見る感覚で眺めるだけの勉強法が目立ちます。やってるふり作戦ですが、全く身になっていない。翌日には忘れている勉強法です。暗記が苦にならなくなるのは最速で2週間だろうと現段階では考えております。それまでは泥臭く手と口を動かすのがいいでしょう。

そのうち、何回書けば頭に入りやすい、インターバルはこれくらいがいい、ここは今は覚えられないな、などと『つかみの感覚』が芽生えます。こうなったらしめたものです。

このつかみの感覚と相反するのが『土日はゲームだけで一日つぶす』といった習慣です。例えていうなら、さっきのつかみの感覚は「アナログ脳」です。ゲームは「デジタル」ですので、どうしても互換性がない。

他には、ゲームしたさに平気でうそをつくようになる、それでいてうしろめたさは全く感じない、とか裏技感覚でうそをついて少しでも多くの時間、自分がゲームに行きつくように持っていく、という動きが定着して嘘つき名人になっていきます。中毒は人格にも影響が出てきます。

詳しく書くときりがないのですが、これを読んでいる中高生、いずれにせよゲームや動画はほどほどにしておいた方がいいですよ。それよりは二週間我慢して一日30分泥臭く書いて声に出して習慣化にチャレンジしてみてください。

ひとりでもこれを読んで目覚めてくれたら幸いです(^^)

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