40歳代で東大の教授になった小柳津広志氏が書かれた『花粉症は1日で治る』より。
こんにちは☺️
最近は花粉症の人が年々増えて来ています。
しかし、今の80歳代以上に花粉症の人はいないと言うことから、その原因が
抗生物質だったことがわかりました。
一昔前は、抗生物質により結核や肺炎、敗血症、性感染性などが治療される救世主的存在でもありましたが、耐性日和見菌の出現により、抗生物質が人体に様々な害を与えていることも判明しました。
花粉症とうつ病は同じ病気
と著者はいいます。
もっと言えば、アルツハイマーや、膠原病、リュウマチ、アレルギーや自己免疫疾患は全て原因が同じと言います。
あの流行り病も免疫疾患です。
人間は自分の身体の中に炎症を抑える仕組みがないのだそうです。
人間は生まれてから母親から腸内細菌をもらい外にある食べ物から腸内細菌を育てることで免疫力をつけているのです。
近年、私達の腸の働きが非常に重要であり、
腸は第2の脳と言われています。
すなわち
腸内フローラを健全に保つことが免疫力をあげて
いろいろな免疫疾患を根本から治せる唯一の方法なんです
ですから、花粉症を始めとする自己免疫疾患を治したければ、食事を変えなさいといいます。
腸内は善玉菌、悪玉菌、日和見菌がそれぞれ
2対1対7の割合であるのが良い状態と言われています。
さらに、腸内にある酪酸菌を育てることが免疫力向上に繋がることがわかりました。
善玉菌にはビフィズス菌や酪酸菌、乳酸菌などが有名ですが、乳酸菌は胃酸によりほとんど腸まで届きません。
日本人の腸内に合うのは酪酸菌なんです。
この酪酸菌は元元腸内に住んでいますが、抗生物質を使うと腸内フローラが死んでしまい回復するには半年くらいかかるそうです。
ですから、まず安易に抗生物質を使用しないこと。
酪酸菌を補ったり、その酪酸菌を育てる食事をすることが必要になります。
酪酸菌を育てる食べ物は、フラクトオリゴ糖であり、フラクトオリゴ糖はキクイモ、ヤーコン、チコリの根、ゴボウ、玉ねぎ、ニンニク、アスパラ、ネギ等に含まれています。
簡単に手に入るのは、
ゴボウや玉ねぎがあり、1日に100グラムを目安に摂取するとよいそうです。
酪酸菌から出る酪酸がTレグ細胞を生み出しあらゆる炎症を抑えるのです。
腸内環境を正常に保つためにも、糖質は避けたほうがいいです。
糖質は悪玉菌を増やします。
発酵食品と食物繊維が善玉菌を増やします。
日和見菌は言葉の通り、善玉菌が優位になれば善玉菌を加勢し、悪玉菌が優位になると悪玉菌を加勢します。
酪酸菌があなたを救います。
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